こんにちは。ネットビジネスドクターの与田孝宙(よだたかひろ:ヨーダ)です。
とにかく現代人は忙しい、とよく言われます。
毎日、すべきことがいっぱい、情報もいっぱい、時間は矢のように過ぎていく。
こんなにも忙しくて時間のない時代でも、どうにかして成果や結果を出していかなければなりません。
こんな大荒れの世の中でアタフタする毎日を送っているからもいらっしゃるのでは?
僕も一時期、そんな毎日を送っていました。
そこで今日は「時間がない中、毎日を充実化させつつ、どうやってライバルに差をつけか」についてお話します。
時間がないから、ガッツリあれこれするのは難しい。でも、成果や結果は出さなきゃならない。でもでも、成果や結果ばかり追い求めて毎日の生活を犠牲にしたくない。
そんなあなたも、これを知れば、成果、結果を出し、ライバルに差をつけつつ、毎日も充実させることができますよ。
時間を味方に
今回のお話の鍵は「時間」です。
時間がないと言っているのに時間の話!?ってなりますが、この「時間」は「期間」のほうが意味としては正しいのかも知れません。
自分でも周りでも気づかないくらいの小さな積み重ねも、時間(期間)を味方につけると小さな積み重ねが莫大な差となって現れる。そんなお話をしてまいります。
これは僕が過去に所属した会社の社長さんから聞いたお話です。
この話は、有名な話なので、あなたも知っているかも知れませんが、今日は皆さんが直感で理解しやすいように、グラフも描いてみましたのでご覧ください。
もう何年も前の話。ある企業に勤めていた僕は、社内でも複数のプロジェクトに関わっていて、結構忙しく、時間に追われる日々でした。
そんな忙しいときに社長さんからこんな話を聞きました。
プラスアルファの魔法
今のお前の仕事の仕方は、きっと大きな成果や結果が出るとは思うが、短期間で潰れてしまうような予感がする。
いくら成果や結果が出ても、社員がつぶれてしまっては意味がない。
そんなときは「プラスアルファの魔法」を知ってほしい。
- 少し肩の力を抜いて、仕事とプライベートのバランスを見るようにしてほしい。
- その上で、それぞれ、ホンの少しだけ、前の日よりも上向きなことに挑戦してほしい。ホンの少しで充分。
- その小さな積み重ねを続けることで、大きな変化になっていく。
短期間で、大きな成果、結果を出すのでなく、長期にわたって、仕事もプライベートも両立し、成果を出していくのが我社に必要な人材です、と。。。
社長さんは話しながら電卓でこんな計算をしてメモに書きました。
もちろん、この数字はイメージ的なものだが。
いいか。毎日1%だけ昨日よりも上向きなことをしたとしよう。1%と言わず、0.5%でもいい。
(1%とか0.5%とか言っても実際に測れるわけではないので、あくまで、ホンの少しのイメージと思われます)
これを1年続けたらどうなるか?
1が6になる。
毎日、全く同じように、上にも下にも行かなかったら、1年後も1は1だな。これで何もしない人の6倍の向上になった。
では、逆に、毎日、ホンの少しずつ楽をして進歩から逃げた場合はどうなるか。
1が0.2以下になる。
1年でこの差になるんだから、これが10年と考えたら、もうこの差は埋められない差になっている。
ガッツリ短期間で成果を出すのも良いことだが、こういう考えもあるんだということを知ってほしい。
こんな話をしてくれました。
少し経って、これをグラフに描いてみました。まさに一目瞭然ですね。
これは、「複利」というもので、銀行の利息などが、この複利のシステムになっていますね。
ホンの少しの変化でも、時間が経てば経つほど指数関数的に増えていくことで、このグラフは直線的には伸びていかないんです。
かのアインシュタインもこんなことを言っています。
「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
もちろん、これはお金の話だと思いますが、人の仕事にも当てはまるお話ですね。
ライバルに差をつける
仕事や学業が忙しいあなたも、特にあまり忙しいわけではないあなたも、どちらにとっても時間は有限です。
今、ネットビジネスを複業としてやっているあなたも、本腰入れてガッツリ挑戦しているあなたも、この「考え方」を知り、毎日を少しずつでも充実させることで、1年後、2年後には信じられないくらいの差がついていることになると思います。
こうすることで、忙しいあなたでもライバルから大きく差をつけることができます。
昨日よりも今日を少しだけでも充実させよう。
それが成果や結果にもつながり、生活も充実し、楽しいものになるでしょう。
ネットビジネスドクター
与田孝宙(よだたかひろ:ヨーダ)