「あ~。今日もできなかったなぁ」
やらなきゃいけないのに、なかなか始められない。頭ではわかっているのに、なぜかすぐに始められずに後回しにしてしまうことってありますよね。
自己嫌悪に陥ってしまうことも、しばしばでは?
でも、それって意志の弱さではないんです。
そんなあなたに、意志の力を借りずに、すぐに始めるハック術あります。
驚きの効果!「すぐに始められるようになる」脳みそハッキング!?
以前の記事で「頭のエンジンを超速で掛ける裏技」を紹介しましたが、ご覧になった方から「それってまずは始めないとダメですよね?その最初の始まりが難しいんですが」とコメントを頂きました。
前の記事はこちら。
頭のエンジンのかかりが悪い。エンジンを超速でかける裏技たしかに、そうですね。一度始めてしまえば、あとは中途半端に終わらせることで、次のスタートをすぐにできるようにする技でした。
対して、今回は「最初の一歩」を自由に操る方法です。
これで、なかなか手がつけられなくて自己嫌悪に陥っていた状態から脱却できますよ。
意思が弱いからではない
そもそも、この「始められない」というのは、決して、あなたの意思が弱いからではありません。人間の脳の構造的に、そうなっているんです。だから、しょうがないと言えばしょうがない。
それでも、やはりしなければならないことは、早めに動き始めたほうが良いですよね。どんなことでも。
意思のせいではないとは言え、放置もできません。
だったら、意志の力ではない方法で「すぐに始める」ようにすればOK。上手く脳みそをハッキングしましょう。
脳みそハッキング ステップ1
脳みそハッキングは2つのステップで行います。
まず1ステップ目は、「しなければならないことをしないことで発生する、未来に起こる感情(おそらく悪い感情でしょう)を鮮明にイメージ」します。
例えば、ビジネスのプレゼン資料を作らなければならない、としましょう。
資料を作らないことでプレゼンに失敗し、会社に大きな損害を与えることになります。この感情をリアルにイメージします。
リアルにイメージすればするほど効果が上がります。
#心臓に悪そう・・・
脳みそハッキング ステップ2
そして、次にステップ2に入ります。
ステップ2では、「10分ハック」を使います。
これは、まず、やる気や乗り気はまったく気にせず「10分だけ」、その行動をとってみます。上の例では、机に向かい、パソコンを開いて、パワーポイント(Macの方はKeynote)を開きます。そして、プレゼンのタイトルでも打ち込んでみます。
10分でいいです。ただ、10分経って、続けられそうであれば、そのまま続けましょう。
やめるのはいつでもOK。15分後でもいいし、気分が乗ってきたら1時間後でもいいし、好きなように。
そして、やめるときは例の「中途半端で終わらせる」んです。
どうです?できそうですか?
脳みそハックの原理はこうだ
この原理は、脳の研究から持ってきています。
ニューヨーク大学のハーシュフィールド先生が興味深い実験をしています。
被験者の貯蓄行動の変化を見る実験をしたんですね。
アンケート用紙には、「あなたが貯金をする際の退職後にまわす分の割合を書いてください」とあります。
被験者は、「毎月もらっている給料から、何%を老後の分として貯蓄するか」を書くんですね。
このアンケート用紙は2種類あって、1種類の紙には若い男性の写真が印刷してあり、もう1種類の紙にはおじいさんの写真が印刷してあったんです。
結果、おじいさんの写真が印刷してある用紙を受け取った被験者のほうが、30%も多く貯蓄の比率を書いたそうです。
つまり、「今の自分」よりも「未来の自分」をイメージしたほうが貯蓄という行動をハッキリと示したということですね。
一例では「しないことによる未来の悪い感情」を道具として使いましたが、逆に「すぐにすることによる未来の良い感情」を道具として使うこともできますので、未来の良いイメージがリアルに描けるあなたは、良い感情を道具として使うほうが良いかも知れません。
#心臓にも良さそう・・・
まずは、リアルなイメージ+10分ハック、お試しを。
ネットビジネスドクター
与田孝宙(よだたかひろ:ヨーダ)